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用語集 は行の最近のブログ記事

保留地(ホリュウチ)

土地区画整理事業の際に、事業費にあてるなど一定の目的のために、換地として定めないで施行者の手元に残す土地のこと。換地処分後に施行者が取得します。事業の施行前より施行後の宅地価額が増加した場合に、その金額の範囲内で保留地を定めることができます。なお、市街地再開発事業で新設した施設や建物のうち、地権者が取得する権利のある床以外の部分を「保留床(ほりゅうしょう)」といいます。施行者は保留床を分譲したり賃貸することで事業費を賄います。

保証金(ホショウキン)

契約を守ることを担保するために支払うお金を一般に保証金といいます。契約終了後に無利息で返還されるのが通常です。全額返還せず1~3割償却されるケースもあります。不動産の世界では、敷金とほぼ同じ意味です。貸家の場合、関東方面では敷金、関西方面では保証金という言葉を使うこが多いのです(ビル等の場合は関東でも保証金)。貸家の保証金の相場は家賃の3~10か月分です。借地の場合、普通借地権では権利金、定期借地権では保証金の割合が高くなります。

法定相続分(ホウテイソウゾクブン)

相続が発生したときに、相続人のうち誰がどれくらいの財産を受け継ぐかを民法で定めた割合を「法定相続分」といいます。配偶者、子、親、兄弟姉妹、それぞれの相続分が相続順位ごとに指定されています(表参照)。遺言や遺産分割協議で、法定相続分とは違う分け方をしても構いません。相続争いがあり家庭裁判所の調停・審判や訴訟で分割する場合は、法定相続分が基準になります。また、相続税を計算するときにも法定相続分の割合が使われます。

配偶者がいる場合の法定相続分

第1位順位・・・配偶者1/2 子1/2

第2位順位・・・配偶者2/3 直系尊属1/3

第3位順位・・・配偶者3/4 兄弟姉妹1/4

※同じ順位の相続人が複数いる場合は、それぞれ法定相続分を均等に分けます。また子供は実子と養子と同一です。ただし非嫡出子は嫡出子の1/2となります


防火地域(ボウカチイキ)

都市計画法に基づいて定められる地域です。この地域内には、万一火災が起こっても他に延焼しないような建物・工作物を建てなければなりません。 基本的には耐火建築物が必要になります。平屋または2階建てで、延べ床面積が100平方メートル以下であれば準耐火建築物でも可能です。ただし、延べ面積が50平方メートル以下の平屋建ての付属建物で外壁・軒裏が防火構造になっているもの、高さ2m以下の門や塀などは例外として除外されます。

返済負担率(ヘンサイフタンリツ)

住宅ローンを借りるときの収入基準のひとつで、年収に対する年間返済額の割合。通常は税込み年収をベースに計算されます。たとえば年収600万円で、住宅ローンの年間返済額が120万円の場合、返済負担率は[120万円÷600万円=20%]となります。銀行では借り手の年収に応じて返済負担率の上限を設定しています。公庫では原則として20%以内です。一般に税込み年収の25%以内が望ましいといわれています。「ローン返済率」ともいいます。

変更登記(ヘンコウトウキ)

登記簿の表題部に記載されている土地や建物の表示事項に変更があった場合に行う登記です。たとえば土地の地目に変更があった場合は「土地地目変更登記」となります。建物を増改築するなどして、構造・規模や使用目的など物理的な状況が変わった場合は「建物表示変更登記」となります。いずれの場合も申請義務があり、変更後1か月以内に登記しないと10万円の過料が課せられます。結婚等で氏名が変わった場合の登記名義人表示変更登記は申請義務がありません。

プロパティマネジメント

個々の不動産を1つの財産(property)として捉え、価値を高めて投資効率を上げる業務のこと。建物や設備のメンテナンス業務を指示するだけでなく、テナント管理やコスト管理、収益性を高めるためのリニューアルのコンサルティングなども合わせて行います。「物件運営管理」と訳せば、通常の不動産賃貸管理業務に近いともいえますが、キャッシュフロー重視で投資利回りを向上させるという役割もあり、より重要な立場といえるでしょう。

古家付土地(フルヤツキトチ)

中古一戸建ての建物は、現在の日本の不動産市場では、築年が10年を超えると経済的価値が急速に下がり、ほとんど土地だけの価値になってしまいます。そのため、物理的には建物が十分住める状態でも、物件広告では「中古一戸建て」とは表示されず「古家付土地」あるいは「売地(古家あり)」となります。物理的に住めない場合は「売地(廃屋あり)」となります。どちらにせよ、すぐに建築したい場合には土地代の他に建物の解体費もかかる点に注意しましょう。

フラット35 (フラットサンジュウゴ)

公庫提携民間住宅ローンの名称です(取り扱い金融機関により異なる)。民間金融機関の住宅ローン債権を住宅金融公庫が買い取り、証券化して投資家に販売する証券化支援事業を活用することで、最長35年間の長期固定金利を実現したものになります。融資限度額は5000万円までになります。融資対象になる住宅には床面積等の条件がありますが、公庫よりも幅は広くなります。保証料と繰り上げ返済手数料は無料です。団体信用生命保険の加入は任意で、別途保険料がかかります。

※融資対象となる主な条件

・床面積

    一戸建・・・・・70~280㎡(敷地面積の制限はありません)

    マンション・・・30~280㎡

・中古

    既に人が住んだことがあるか、築2年超(築年数による制限はありません)

・建設費・購入価格

    1億円以内

・その他

    公庫の技術基準に適合すること


不動産担保ローン(フドウサンタンポローン)

住宅ローンは、通常、自宅用の住宅購入以外には使えません。別荘やセカンドハウス、ゴルフ会員権、リゾートクラブ会員権、あるいは土地だけを購入する時で、かつ提携ローンがない場合には、不動産担保ローンを使います。これはほかの借金の担保に入っていないかどうか、担保余力がある不動産に抵当権を設定することで融資をするものです。したがって購入する不動産以外の不動産を持っていることが必要です。また使い道が自由の場合と限定の場合があります。

不動産証券化(フドウサンショウケンカ)

商業ビルや賃貸マンションなどの不動産を担保に証券を発行して資金を調達する手法のこと。投資家は賃料収入などの収益に基づいて、利払いや配当などを受けます。不動産に関する債権を証券化するデット(社債など)型と、不動産の所有権を証券化するエクイティ(出資証券・株式など)型の2つのタイプがあります。デット型は運用利回り(インカムゲイン)を重視したもので、エクイティ型は売却益(キャピタルゲイン)も期待できます。

不動産取得税(フドウサンシュトクゼイ)

不動産を取得した人に課税される都道府県税です。この場合の「取得」には、購入した場合だけでなく、新築や増改築、交換、贈与、寄付などによって所有権を得た場合も含まれます。ただし、相続や法人の合併等による取得は非課税になります。本来は申告納税が原則となります(自治体により申告期限が異なる)。不動産取得税の課税標準は固定資産税評価額です。標準税率は4%になります(本則。2006年3月31日までの取得は3%)。住宅の取得には軽減措置があります。


不動産鑑定評価(フドウサンカンテイヒョウカ)

不動産鑑定士によって、不動産の価格や賃料などの経済価値を総合的に評価すること。価格の評価方法は、原価法、取引事例比較法、収益還元法の3つになります。賃料は新規賃料と継続賃料に分けて、それぞれ複数の手法を駆使して評価します。その上で2002年7月に全面改正された不動産鑑定評価基準に基づいて鑑定評価書が作られます。一般的な住宅に適用されることは少ないです。金融機関の担保評価や公的な土地収用、高額物件に使われます。

物納(ブツノウ)

相続税を金銭で納付することが困難で、延納もできない場合に、不動産などの財産を現物で納付すること。国債、不動産、株式など、物納できる財産の範囲と物納するときの優先順位が決まっています。質権や抵当権などがついた財産、共有財産の一部、所有権の帰属について係争中の財産など、売却しにくい財産は物納できません。申告期限までに物納申請書を提出し、税務署の審査を受けて許可されると物納できますが、却下されることもあります。

品確法(ヒンカクホウ)

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」のこと。「住宅品質確保促進法」ともいいます。住宅のクオリティを高め、ユーザーの利益を保護し、トラブルを円滑に解決することを目的に制定されました。この法律の柱は次の3つになります。

1.消費者でも性能を比較できるよう共通ルールを定めた住宅性能表示制度の創設。

2.裁判に至る前にトラブルを解決する住宅紛争処理体制の整備。

3.新築の基本構造部分の10年保証を義務づけた瑕疵担保責任の充実。


ピロティ

建物を高い位置に支え、地上面(通常の1階に相当する部分)の全部または一部を開けてつくる空間のこと。住宅では1階を車庫に利用するケースなどにみられます。耐震性を損なわないために、建物を支える構造に注意が必要。ピロティを庭のような外部空間や、単なる通路に利用する場合には床面積から除外できます。ピロティの一部を車庫や自転車置き場、倉庫などに使用する場合は、その部分の面積を床面積に算入しなくてはなりません。

光触媒(ヒカリショクバイ)

光を照射することで一定の化学反応を促進する触媒です。光触媒になるものには半導体と色素(有機金属錯体)があります。最近注目されているのは、光を当てると活性化して、表面に付着した物質を酸化分解するn型半導体の二酸化チタン(チタニアともいう)を使ったものです。脱臭、殺菌、汚染防止、有害物質の除去、鏡の曇り止めなどの機能があり、空気清浄器、建物の外壁などの用途で多く用いられています。葉緑素(クロロフィル)も光触媒の一種となります。

PL法(ピーエルホウ)

製品の欠陥によって被害を受けた場合の製造業者の責任を定め、消費者の保護をはかるための法律です。製造物責任=「Product Liability」を省略してPLといいます。消費者が生命、身体、財産に被害を受けたことを証明すれば、欠陥についての故意・過失がなくても製造者は賠償の責任を負います。対象は製造・加工された動産で、住宅のような不動産は含みません。ただ、工場生産された内外装材や設備などの住宅部品はPL法の対象となります。

バリアフリー

バリア(障壁)をなくすこと。建築用語では、建物内の段差を無くす、出入口や廊下の幅員を広げるなど、障害者や高齢者などが生活するのに支障のない構造や仕様にすることをさします。「高齢者等配慮」「加齢(Ageing)対応」「長寿社会対応」ともいいます。建築分野に限らず、公共施設や交通機関、身の回りの商品でもバリアフリー化が進んでいます。障害者の社会参加をはばむ制度的、心理的な障害の除去という意味にも使われます。

媒介契約(バイカイケイヤク)

仲介会社に手持ち物件の売却や希望物件の購入を依頼するなど、媒介を依頼した場合に結ぶ契約のこと。業者は依頼者に対して、物件の所在地や種別、取引価格、媒介契約の種別、媒介契約の有効期間、報酬金額などを明記した書面を交付する義務があります。売却の場合は依頼した時点、購入の場合は物件が決まった時点で契約するのが普通です。媒介契約の種別は、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つです。標準媒介契約約款があります。

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